『(ああ、フラッシュバックして、小心者に眩暈がして)』
「思い出したくないあの日は、ここに置いていけばいい」
『こんな恥なんていらない!!』
「傷が癒えないのなら、夜が明ける前にそうさ行ってしまえ」
ЯとR、第二章です。Яはきっと、夏が、八月が嫌い。Яだってなによりも強いわけじゃない。Rはわかっていて逃げ道を延べるけど、これまで散々弱いと罵った相手に助けられるのは悔しいんだよね、Я。
Яああ しょうもないな
勝手にやってな文句ばっか
否定したって何したって
誰かのせいにしたって
ああ フラッシュバックして
小心者に眩暈がして
感情も根性も腐ってしまいました
R思い出したくない一日は
ここに吐いてってしまえよ
いらんもんなんて捨てさって
Я僕をここで壊してくれないか
R今別れを待って 口を結んで
沁みついた夜の傷が癒えないのなら
涙は見せないで
Яこんな恥なんていらないよ
R全て失ってしまわぬように
変わらぬものが此処にあるとするならば
夜が明ける前に そうさ行ってしまえと
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