チルドレンレコード
自然の敵P様
チルドレンレコード
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マリー)今日8月15日は
シンタロー)実に平凡で当たり障りない一日だった。
貴音)そう。私達は笑みがこぼれてしまう位気がついていなかった。
キド)この夏の本当の物語を。
アヤノ)馬鹿みたいにこの夏の先を考えていた。
アザミ)あの蝉の音が
全員)鳴りやむあのときまでは。
全員)「目にもの見せる話」
キド)白いイヤホンを耳にあて少しニヤッとして合図する
「ほら、合図だ。クールに行こう。」
カノ)染み込んだこの温度が
「やっぱり面白いよ。君」
シンタロー)ドアをノックした瞬間に
「君を連れ去る前に戻れたら‥」
モモ)溢れそうになるよ 「まだ視えない?」
「ヒビヤくん。まだ視えない?」
ヒビヤ)目を凝らして臨む争奪戦
「絶対。助けてみせる。」
マリー)あの日躊躇した脳裏から
「ふわああああああ」
セト)「今だ、取り戻せ」とコードが鳴り出しそう
「だ、大丈夫っすか⁉マリー!」
ケンジロウ)愛しくて、辛くて、
「すべてを×××でも助けてみせる。」
アザミ)世界を嫌ったヒトの
「今もまだ愛している」
貴音)酷く理不尽な「構成」
「う、嘘‥遥‥⁉ねえ!遥!しっかりてよ!」
遥)肯定していちゃ
「僕はまだ死にたくない‥」
アヤノ)未来は生み出せない
「大丈夫。皆きっと幸せになれるから」
モモ)せーの!
全員)少年少女前を向く
コノハ)暮れる炎天さえ希望論だって
「どうやらこの世界は少しヤバイらいしい。」
ヒビヤ)「ツレモドセ」
「ヒヨリっ!」
ヒヨリ)「ツレモドセ」
「ごめんね‥」
マリー)三日月が赤く燃え上がる
「‥もう一度」
エネ)さぁさぁ、コードを0で刻め
「終わったら遊園地ですよ⁉ご主人!」
シンタロー)想像力の外側の世界へ
全員)オーバーな空想戦線へ
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