銀河街の悪夢

SEKAI NO OWARI

✙楓✙さんの影響をモロに受け、歌いました♪ 1番高い音出ない(´；ω；`) 伴奏：えりかさん ありがとうございます✨ 【心に直接効く薬】 『「抗うつ剤」の最大の副作用は、自殺願望』という記述にピクリと反応して買った本があります。 同感でしたので。 「うつ病は心の風邪です」というキャンペーンがあったそうですが、その謳い文句は危険な香りがします。 風邪を治すのと同様に早めに薬を飲みましょう、という意味だと捉えると、 「風邪の引き始めにとっとと薬を飲むのが正しいと断言すること自体が誤りだから受け入れ難い」と僕は思います。 このフレーズを作った方の狙いとは異なるでしょうけど、僕にとってこのコピーを正しいものと出来る解釈は、 「うつ病の薬も風邪薬も、その根本にアプローチしてくれるわけではないから要注意」、というものです。 「うつ病は早めに対処することが大切」と言われまして、それは正しいのでしょうけど、 早めに薬を飲むことが大切なのではなく、 「今の生き方、今の物事の捉え方を続けていくと無理があるから、それを変える必要がある」ことに早く気づくことが大切なわけです。 やるべきことは薬を飲むことではなく、生き方を変えることに他ならず、それを無視して薬を飲むだけだと何も良いことは起こりません。 気分が落ち込んだり眠れなかったり眠りすぎたり食欲がなかったり、何もやる気がしないという愁訴があるとうつ病と診断されたりしますが それらは、何かしらストレスを抱えている時に誰もが感じることではないでしょうか？ 本来それは「病気」とは呼ばないはずです。 「その度合いが強いから病気」と診断して対処するのは正しいかもしれませんが、投薬が先行しすぎる傾向にありはしないか？と感じます。 精神科の薬の捉え方については… この「銀河街の悪夢」を初めて聴いた時、驚きました。 僕も同じことを思っていました。 薬は、 「苦しみだけじゃなく楽しみも消してく」 「絶望だけじゃなく希望も無くしていく」 と言っています。 確かに、精神科の薬たちは、辛さを取り除くというより、感覚そのものを鈍らせているように感じます。 つまり薬は、うつ病の診断に関わる「何をやっても楽しくない」を助長しているようにも思えます。 治療目的で薬を飲むけど、薬には、うつ病の定義とも言える「何をやっても楽しくない」ままとどまらせる働きもある、ということになりはしないかという危惧。 治療の手助けとして最低限必要な薬を用いるのが正しいことであり、 「何だか眠れません…」というひとことに対して、患者を正面から正視することもなく薬を処方してしまい、受け取らねば怒るような態度が医療機関にあるならば、それはやめて欲しいと切に願います。 （そういう人が実際にいました。そうでない素晴らしいドクも勿論います。） 患者側は、身を守らねばなりません。 お医者さんの言うことを全て聞き入れて、それだけを実行すればよいのではないですよね。 精神科ってのは、自分の全てを包んでくれる家族ではありませんね。 何もやる気が起こらず、出来れば死にたいなどと思ってしまっている時に訪れる精神科ですから、他力にすがりたくなるのは仕方なくもありますが。 自分で何とかするのを放棄し、医療機関にのみ効果を期待してしまう時、それは治らぬ疾患となってしまうのではないか。 精神科のことは、 「多くの知識を持ち、薬ありきで対処してくれる場所」として捉え、 「『手助け』をありがとうございます」と感謝すべき相手であり、生き方を教えて下さいとお願いする相手ではない。 生きることの本質はやはり自分で決めるしかないのです。 誰かが自分の言動に腹を立てたり注意をしてきたら、 「それはどういう意味だろう？何を伝えてくれてるのだろう？自分はどう変わるべきだろう？」 と思うのと同じように、 心が過度に辛いと感じたら……それは、自分のこころの奥が自分の言動・生き方に対して問題提起をしてくれているのだと気付き、変わらねばならないのでしょう。 薬が、セロトニンやノルアドレナリンの動きをどれだけうまく制御出来るようになってもやはり「心に直接効く」ことはなく、自分を変えられるのは自分だけだと知らねばならないと思います。 #アキセカオワ #アキ銀河街の悪夢