【声劇】太陽と月のお話
チュピカ
【声劇】太陽と月のお話
- 10
- 0
- 0
- 太陽と月のお話 -
昔々のこと、太陽と月は互いのことを思いあっていました。しかし、太陽は昼に月は夜に現れるので2人一緒にいることはありません。それでも月は太陽を思うだけで幸せな気持ちになれるのでした。
ある時、太陽は海に"もう君とは離れたくない、一緒にないたい"と月へ伝えてくれないか?と言いました。海から聞いた太陽の言葉を月は嬉しく思いました。しかし、それと同時にとても不安にもなりました。太陽を思う気持ちが強いあまり毎日泣き続けました。月の流した涙はしずくとなって大きな海の中へと落ちていきました。海は静かに波音をたてながら泣いている月を慰めてくれました。そして太陽からの伝言を伝えてくれたのです。「僕は君のどんな思いも受け止める、君が不安にならないようにずっと君のそばにいる。だから僕と一緒になってほしい」その言葉を聞いて月は太陽と一緒にいる決意をしました。
こうして2人は重なり合い美しいダイヤモンドが空に現れました。太陽と月は結ばれダイヤモンドリングは永遠に輝き続けたのでした。
・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚
これは週刊添い寝CDに出てきた絵本のお話です。
とても素敵な内容だったのでみなさんにも知ってもらいたい、読んでもらいたいと思い書きました。
是非読んだものを聞かせてください!!
#声劇
#1人
#お話
#台本
Comment
No Comments Yet.