【声劇台本】激流の幕開け【一人用】
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【声劇台本】激流の幕開け【一人用】
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台本65作目です。今回はある企画にて書き出したものをnana用にまとめたものです。その為本来の台本より少し情緒が欠けてしまうかもしれませんがご了承ください。
また、ラストのセリフをなるべくギリギリに入れて頂きたいので、読み方によって尺が余りすぎる場合にはセリフの言い替え等で調整頂ければ幸いです!
【nana初心者様へ】コラボの際は音源、台本含むコラボ元への拍手コメントを推奨します。どの投稿も1つの作品である事をお伝えします。(コラボするとコラボ元全員にも通知が届くことも併せてご理解下さい)
交流が広がるきっかけにもなりますので、最大限nanaを楽しみたい方は参考にして頂ければ幸いです!
以下台本
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雨が降りしきる。川からは今にも溢れんとする龍が、ごうごうと喚(わめ)いている。かような悪天候に恵まれるなど、そうあることではない。
体はひたすらに震えている。しかし不思議と寒さは感じず、むしろ熱くなるばかりである。
後ろを振り返る。この土砂降りでも見渡せるほど、圧倒的少数。これが戦か?わしらは阿呆(あほう)じゃ。
「『虚を突く』。策士というものは、盤(ばん)の上で最善の手を考えるだけが全てではない。盤の目を増やせば、対局前から王手をかけられる」。主(あるじ)はそう語った。
馬鹿と天才は紙一重とは、よく言ったものだ。この『大うつけ』を誰が止められようか。理屈などない、馬鹿には勝てんのだ。
今、ここよりなだれ込む滝が、血をかき混ぜ濁流を成す。見ゆる氾濫までも、全て飲み込む。
さぁさ笑うは鬼か魔王か。
このうつけに
(2~3秒ほど溜めて)
溺れよ。
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お借りしましたBGM・・・ぺーたん様より「雨の音」
素晴らしい環境音ありがとうございます!
なお内容は桶狭間の戦いで信長陣が今川本陣の背後より崖から奇襲する直前の場面です(多分近くに川はありませんが)。
・氾濫と反乱をかけてます
・鬼(分からぬ未来を語るバカさ加減)か魔王(信長の自称第六天魔王)が勝ち誇るか、ということです。
ただ深く考えずそのまま読んでください!
#台本 #声劇台本 #一人用 #朗読 #桶狭間 #織田信長 #大雨 #土砂降り
Comment
2commnets
- すみー 低浮上お借りしました!ありがとうございました!
- マヨイゴ・ユウ素敵な台本でした! ちょうどこういうのが読みたかった気分なのでw