君に触れたい ~雅side~
台本:朱雀 読み手:コラボ者様
君に触れたい ~雅side~
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はじめまして!
朱雀です!
台本第9弾!
コラボする際は拍手またはコメントよろしくお願いします🙇⤵
今回は1人声劇となっております。
親に捨てられた女の子(男の子)のお話です。
続編にするつもりです!
それでは
↓台本↓
もう、どれぐらい歩いただろうか。行くあてもなくさ迷い続けている。
「ここは…どこだろう」
気がつくとそこは森になっていた。広くて大きい。朝だというのに森の木々が日を遮り薄暗かった。私(俺/僕)はそれは不思議と怖くなかった。
逆に落ち着くというか…私(俺/僕)に合っていた。
「今の私(俺/僕)にぴったりだな…」
苦笑しながらそんな言葉をこぼした。
誰からも相手にされず見放された森。私(俺/僕)と一緒じゃないか。
私(俺/僕)は親に捨てられた。理由は私(俺/僕)が『疫病神』だかららしい。
私(俺/僕)のせいで家の中はめちゃくちゃになった。
捨てられて当たり前……
「でも……」
ふと私(俺/僕)は呟く。
でも………私(俺/僕)は………
その沸き上がる気持ちを抑え森の中を走った。その気持ちを消すために。
「はぁ……はぁ……」
どれだけ走ったか。
私(俺/僕)はもうへとへとだった。
近くの木にもたれ上がった息を整える。
そしてある家を見つけた。
森の中にポツンと立っている小さな家。
その扉の前には私(俺/僕)を見つめる人が立っていた。
これが私(俺/僕)とあやかし…ランとの出会い。
「……はじめまして」
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2commnets
- 朱雀@声劇 「最後の告白」
- ibuコラボありがとうございます(ˊᗜˋ*)✨