【声劇】図書館での出来事【微ホラー】
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【声劇】図書館での出来事【微ホラー】
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初の投稿で不気味系ってどうなのかなって思ったけどやっぱりこういうのやりたいよね。
一人称、性別、アドリブ、アレンジ、大歓迎です。
一人用に書きましたが、二人に分けていただいても構いません。
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“ねぇお姉ちゃん、ひとり?
なら、あそぼうよ!”
突然話しかけてきたのは小さな子供。
黒い服に長い髪、目元は前髪で隠れていた。
“えっ、ここは図書館だよ、お母さんは一緒?”
迷子だろうかとも思ったが、本人はそんな様子も無く、辺りを見回しても人はいなかった。
“ぼく、おにごっこがいい!”
私の質問には何も返さず、まるで一人で会話しているかのように話を進めていく。
“ね、わたしについてきて!” (あえてわたしと言ってください)
“え...あ、うん”
不気味な笑みをして、その子は行ってしまった。私は慌ててついていく。一人称が変わったのは気のせいだろうか?
“ふふっ”
大きな本棚の間を不規則に曲がり、奥へ奥へと進んで行く。あの子は走ってもいないのに、私は追いつけない。
走っても走っても、追いつけない。
奥へ進む度、図書館は暗くなってゆく。
周りの本は全て中身が白紙に変わっていた。
心なしか頭痛がする。身体が縛られたような感覚と狭まる視界。
“ねえ、まって!”
....そう叫んだと同時に、図書館が突然明るくなった。周りを見ると本を読む客が数人と、本を並べる司書。
どこを探しても、あの子はもういなかった。
図書館に来ると、時々思い出す。(尺がキツい場合は端折ってOK)
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黒い服の子供は少女なのか少年なのかもわからないくらいがいいです。
主人公は年齢の設定はありませんが、中学生くらいのつもりで書きました。
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1commnets
- 扇風機クーラーお借りしました! 楽しかったです!!ヽ(*´∀`)ノ