【声劇台本】闇に堕ちる BGM付ver.【オリジナル】
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【声劇台本】闇に堕ちる BGM付ver.【オリジナル】
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以前投稿した台本のBGM付ver.です。
BGM無ver.はこちらから↓
https://nana-music.com/sounds/01dfb36a/
《概要》
激化する種族間の戦争。
大陸の至るところで剣が振るわれ、魔法が、矢が、炎が飛び交う。
人類の要所・ルグラ城防衛戦に参加した男剣士・カイルとそのパートナーである女呪癒士・レミエ。
激化する戦闘の中、カイルはレミエを庇い、死の呪いの直撃を受けてしまう。
愛するカイルの死を受け入れられず、魔力が枯れるまで癒しの呪文を掛け続けるレミエの前に、不死族の王・グリヴァスが現れた……。
《台本》
レミエ「(涙声で)カイル……ねぇ、カイル! しっかりしてよ! ……(必死に)ヒール! ヒールッ! なんでよ……なんで、なんで動いてくれないの……(苦しそうに)ヒール……! ヒールッ……!」
グリヴァス「死を追う気か? 止めはせんがな」
レミエ「っ!? あ、あんた……不死族の王グリヴァス!? なんであんたがこんなところに……!」
グリヴァス「私は死の支配者。死のあるところに私はある。……死を否定しようとする魂の声が聞こえたんでな」
レミエ「死の……支配者……」
グリヴァス「そう。私は死を支配する。私の肯定は死となり、私が否定すれば死は死でなくなる」
レミエ「……じゃあ、カイルも……!」
グリヴァス「無論。お前がその身を闇に堕とし、人であることを捨てる勇気があるならば、私はその男の死を否定しよう。……選択は、お前次第だ」
レミエ「……(強い声で)上等じゃないの……! カイルを救えるなら、闇にでも何でも堕ちてやるわ!!」
グリヴァス「ならば来い。私とともに。お前に死を操る術をさずけよう」
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