『約束』
アイナナ オリジナルストーリー
『約束』
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BGMのテーマが『約束』なので『約束』にちなんだ、関連付けるようなセリフを考えてみます。
今回は双子で…。
天「陸…。今この時、この瞬間…テレビに映るボクを見て…キミは、切なさと悲しさの絶望を思い出す事だろう…。」
天「キミの見ていた、醒めることのない夢は…ボクの手に寄って奪われ、崩落した…。
大切な家族、血を分けた弟の夢を…ボクがこの手で壊したのだから…。」
陸「天にぃ…。ステージに立って楽しい?
今、どんな気持ちで歌ってる?
もう…あの頃の、オレの知っている。
毛布みたいに優しいオレのヒーローは、オレだけの特別な人は…みんなの〈九条 天〉になっちゃったんだね。」
陸「天にぃは、本当に凄いや…何でも出来て、何でも完璧にこなして、天にぃを見た人達は、みんな楽しそうに笑ってる…。」
陸「どんなに願っても叶わない夢…。
いつか、体が丈夫になったら…一緒に歌おうって言ってくれるって信じてたのに…。
どんなに、待っても…もう、オレのヒーローは帰って来ない…。
っ…。
だって、みんなのヒーローは誰か一人に奪われちゃ悲しむから…。
奪っちゃいけないんだもん…。」
陸「天にぃ…帰って来てよ…。父さんや母さんを…オレを…家族を…見捨てないで…。」
天「もし、この手で何か破壊し、破滅に及んだとしても…後悔何てしない…。
誰が悲しもうとも…目を瞑って前だけを見続ける。
後ろ何て振り向いたら…罪悪感と同情で押し潰されそうになる。」
天「ボクは、自分のその後ろに居る黒い影を恐れる。
自分の犯した過ちが怖い。
振り向けば終わる。
もう、あの頃みたいには戻れない…。
病弱で、走れなかったあの子を記憶の中から捨てて、消し去って…ボクはTRIGGERの〈九条 天〉で居続ける。
もう、決して〈七瀬〉には戻れない。」
天「はぁ…約束、守れなかったね。
どんなに、心から謝っても許して貰えない事だろうな。
いつか、二人で一緒に歌える日が来るって、『約束』したのに…。
その『約束』を破っちゃったね。
もし、陸にまた会う事になったら…。
もう、キミのお兄ちゃんとして合わせる顔は無いよ。
きっと、別人のように再開する事になるだろうね。
だって、もう…兄弟でも無い〈他人〉なのだから…。」
天「バイバイ、陸…。」
取り敢えず作ってみただけなので、時間が間にあうか分かりません💦
時間的に多分間にあわないと思いますが…読んで頂けると嬉しいです。
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