何となく気分で女性目線。
声ひっくい
気付いたのよ 昨日の朝早くに
割れたグラスかき集めたような
これは一体何なの?
繋ぐ指から滴る雫
"痛み"なんて知らなかったのに…
わかってたの?心の奥底では
ずっとこのままじゃいられないって。
一人ぼっちが怖くて
でも、二人ぼっちじゃ笑えない
私達、いつになれば向き合えるの?
穏やかに流れるこの世界で
喘ぐ私の目指した先は
色褪せた誓いも鮮やかな夢(うた)も
手放せずに…
―声を枯らして叫んだ―
あなたの空虚が切なく響く
外された鎖のその先で
誰一人 手を伸べていなくても
二人を重ねてた偶然
嘘のない風景(シーン)も儚く千々に
ラスト数ページの物語
めくる指を濡らす 誰かの涙
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