【わ 】[ 声劇 ] わ た し の 夢
[ シャノワール ]
【わ 】[ 声劇 ] わ た し の 夢
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あとすこしで50音チャレンジも終わるなぁ…
意外にキツかったw
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[ 回想 ・ 幼少期又は小学校低学年 ]
わたしの夢はあなたのお姫様になること ( !! )
甘いケーキにおいしい紅茶に
キラキラ光る金平糖を一粒ずつ食べるの 。
もちろん 、 隣にはあなたが居るの 。
そしてね 、 そしてね 。
ふわふわのお布団の中で一緒に眠るの ( !! )
ママにもパパにも内緒で
二人だけでずっと一緒にいるの 。
わたしがあなたに「 お嫁さんにして 」って頼んでも
あなたは笑って「 君はお姫様の方が似合ってる 」なんて
言うんだもん … それならわたしは
あなただけの 【 お姫様 】になりたいの 。
子供だからってバカにしないでよね 。
わたしは本気なんだから ( !! )
で 、 でもまあ …少しぐらいなら …
甘いものも我慢するわ 。
あなたに似合う女の子になってあなたの隣で
手を繋いで歩いていきたいの 。
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[ 現在 ・ 高校生 ]
なあんて言って馬鹿みたいね 。
もう 、 あんたは私の目の前に居ないのに 。
私に黙ってどこ行っちゃったのよ
あんたの言葉覚えてるのよ 、 私 。
「 君が大きくなったら迎えに行くよ 」
って言葉 —— ずっと信じて待ってるのに 。
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制作上 設定
主人公 ♀
幼い頃 、 近所に住んでたお兄さんに一目惚れ 。
ずっとアタックしてるにも関わらず笑って
誤魔化される苦難な日々の中で突然彼は
約束の言葉を残し消え去ってしまう 。
なぜ 、 どうして 、 いつ 。
そんな事も知らないまま明日も逢えると
思い込んで大切な彼が自分を置いて遠くへ行った 。
いつか戻ると信じて待ち続ける 、 そう決めたから 。
・ 実はこのお相手様 、 ただの引越しで
彼女の住む街から離れただけ 。
幼い彼女に【 引っ越す 】と言えなくて
迎えに行くと言葉を残し仕事に励む三十路 。
彼女と出会った頃の自分はまだ若かったのに …
歳が重なるに連れ逢いに行きづらくなった様子 。
けれど 、 実は
明日から彼女の通う高校の教師として着任 。
そんな二人が運命の再会をするのはもう少し先のお話
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