なつほたる【二人声劇】

ナツ/ ホタル/ 台本/瑛 BGM/Kris

ーー夏の終わりの日だった 台本九作目です！！今回はKrisさんから素敵なピアノをお借りしました！！前回までの作品にコメント、コラボ、拍手ありがとうございます！！これからもよろしくお願いしますね！！ 台本中に百人一首の歌を一首引用しています。その部分はセリフと間を空けていただくと良いかと思われます。とは言っても間の取り方は自由です！ 口調等の多少のアレンジはご自由にどうぞ！ 台本使用の際には拍手またはコメントもしくはその両方をお願いします！！ ーーーーーーーーー なつほたる ☆ナツ（少女？） ★ホタル（少年） ーーーーーーーーー ☆「蛍ってね、失われたものを取り戻す力があるんだよ。」 ★ねえ、知ってる？と話しはじめた君は、確かに笑っていた。 ☆「私は、ナツ。夏とともに目覚めて、夏とともに眠るの。」 ★川べりで出会った少女。整った顔を少しも動かさず、ナツと名乗った。 ☆「夏が終わるとみんな、私を忘れちゃうの。」 ★夏の終わりはもうすぐそこまで来ていた。 ☆「初めて思った。君だけには、ホタル君だけには、私のこと、忘れてほしくないっ！」 ★夏の夜は ★「ナツっ！ナツ、ナツっ！忘れない！忘れないから！だからっ！」 ☆まだ宵ながら ☆「ホタル君」 ★明けぬるを ☆「君は、私の失くしたもの、取り戻してくれたよ。」 ★☆なつほたる ☆雲の何処（いずこ）に月宿るらん ★夜は明けた。夏が終わった。……俺は誰かを探してる。 ーーーーーーーーー ナツ…夏の精。関わった者の記憶はナツの部分だけおぼろげになって思い出せない。 ーーーーーーーーー 百人一首 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲の何処に 月宿るらん 現代語訳 夏の夜は短く、日が沈んだばかりだなぁと思っていたらもう明けてしまっていた。月も山に隠れる暇もなく雲の一体どこにいるのだろう。 雰囲気はこんな感じです。高校の文法書使って訳したので間違いはあると思いますが、雰囲気だけでも分かって頂ければ幸いです。 ーーーーーーーーー #台本 #声劇 #二人声劇 #予告風台本 #掛け合い #コラボ #ラスクラ #瑛の台本 #切ない #蛍 #ラスクラ企画