【声劇】侍【台本】

語り手(名前)×●妖刀使い(名前)×▲侍(志倉)

渋い声ってどうやったら出るんだ！？ コラボお待ちしております。 ____________ 京の都、そこに1人の侍がいた 噂では彼は妖刀に操られ 夜な夜な人を切っては捨て、切っては捨てを繰り返すという 夜の帳が下(お)り、静かな京に鳴り響く下駄の音 闇夜を切り裂く刃音(はおと)と共に、ドサリと倒れる人の音 彼が噂の中で生きているのは 見たものは全員斬り殺されるからだという ▲「おぬし何奴！！両刀遣い…その刀、まさか、お前……っ！！」 ●「よく避けられたものだな…」 ▲「妖刀使いとはお前か」 ●「そうだ、この刀は幾人もの生き血を浴びて来た、新鮮な血を寄越せと訴えてくるんだよ」 ▲「戯言を…ただの人斬り包丁だ！！」 ●「ならば、お前もこの刃の餌食となるがいい、こいつの叫びが聞こえるだろうよ」 ▲「なん…だと……」 ●「聞こえるだろう？こいつの悦ぶ声が」 ▲「くっ……うそ…だ…」 ●「なんだ、もう終わりか……足りない？ここは京の都だ、人間なんて数え切れないほどいる、そう焦るな……」 #台本 #声劇 #六条睡の台本