いのちの記憶 かぐや姫の物語より
二階堂和美
いのちの記憶 かぐや姫の物語より
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あなたに触れた よろこびが
深く 深く
このからだの 端々に
しみ込んでゆく
ずっと 遠く
なにも わからなくなっても
たとえ このいのちが
終わる時が来ても
いまのすべては
過去のすべて
必ず また会える
懐かしい場所で
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