(あの作家は今原稿とにらめっこしてる
やっとのこと書き上げた物語が
ひどく退屈に感じて)
なんの気無しにペンを走らせて書いた
若かりし日の作品が
恨めしいほど自分を型にはめてく
このまま
時間だけが過ぎて
このまま
自分を越えられずに
自信やアイデアや情熱は
痩せ細っていくのだろう
できるなら
何もとらわれずに
できるなら
何もこだわらずに
笑いや涙や大きな希望を
見事に描きあげたい
ラララララララって笑って・・・
ラララララララって歌って・・・
そんなこと
考えタバコに火をつける
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自分の昔の作品が今の自分の首を絞める
なんて事が、よくあります
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