【二人声劇】真白の君にヘデラの花を-幸終-【コラボ用】
白菊【】× 菖蒲【】
【二人声劇】真白の君にヘデラの花を-幸終-【コラボ用】
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どうか、見本にしてください!
https://nana-music.com/sounds/03c73d60/
コラボ用 白菊収録済
https://nana-music.com/sounds/03c7408c/
コラボ用 菖蒲収録済
https://nana-music.com/sounds/03c7410d/
白菊(女:シラギク)
菖蒲(女:アヤメ:男ショウブ)
注意事項:この作品は零~濡鴉ノ巫女~という作品に登場する白菊というキャラをオマージュして作りました。
アドリブ、語尾変更OK。はいりきらなそうなら途中で文をすっとばしてもOK。セリフの間に空白がないところは、セリフをかぶせて収録してください。どうぞ、お好きにお使いください!
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(雨の音)
雨宿りするために立ち寄った神社。そこで出会ったアルビノの少女白菊。
1:23
白菊:「私はこの神社の巫女。ずっとここで暮らしているの」
1:18
菖蒲:その少女の寂し気な瞳に、この心は捕らわれた。
(曲入り)1:14秒前
白菊:「私は忌子(イミゴ)だから、ずっと独りぼっち。」
1:11
菖蒲:「じゃあ、友達になってあげる!ずっと一緒にいるって約束する!それじゃあ、また明日ね!白菊!」
1:04
白菊:「(やくそくなんて)」
(鈴の音)1:02秒前
白菊:「…うそつき」
(ページをめくる音+曲)58秒前
菖蒲:この村では数十年前まで、幼い少女を人柱にする風習が存在していたという。最後に柱となった少女の名は、白菊。
0:48
白菊:柱になった者は次の柱が捧げられるまで、永遠に生き続ける。
0:42
白菊:「このままずっと、二人でいようか。どこにも行かずに、この神社で」
0:37
菖蒲:「…いいよ、白菊となら。ずっと一緒にここにいるから」
0:33
白菊:お前は救いようのない馬鹿だ。私は人柱。永遠にこの神社で生き続ける。ひとりは寂しい。だけど、
0:24
白菊:「…私は永遠に生き続ける。ここに残れば、お前も。それは、永遠に苦しむということ。だから、お前はしね。ゆっくりゆっくり幸せにしね…!」
(15秒前くらいでゆっくりだとベスト)
(突き飛ばす音)13秒前
菖蒲:「しらぎく…っ!」
0:10
白菊:今までだってひとりぼっちで生きてきた。
0:7
菖蒲:生まれて初めてひとりぼっちじゃなくなった。
0:5
白菊:だから、これからも
菖蒲:だけど、これからは
0:3
白菊:ひとりぼっちで生きていく。
菖蒲:ひとりぼっちで死んでいく。
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使用させていただいた曲(敬称略)
音の園「永久の叙情」
http://oto-no-sono.com
H/MIX GALLERY「孤独を映す鏡」
http://www.hmix.net/music_gallery/feeling/sadness.htm
【キャラクター解説】
白菊
生まれた時から忌子だったため、人柱にするために育てられていた少女。
迫害を受けることはなかったが、神聖視され誰とも会話を交わすことも遊ぶこともなかった。現世ではなく幽世に存在していた場所だった。ひとりで永遠に生き続けるという苦しみからの解放よりも、初めてできた友人である菖蒲を生かすことを選び、自ら約束を破って現世へ帰した。菖蒲に出会う以前に別の人物と同じ約束をしていたが、その約束が守られることはなかった。
テーマにした白菊の花言葉は「あなたはとても素晴らしい友達」
菖蒲
とある事情から田舎の祖父母の家へ越してきた。家庭内に居場所がなかったこともあり、祖父母の元に来られてほっとしていた。だが、やはり田舎の生活に馴染めずにいたところに、あの神社を見つけ白菊と出会う。白菊が生まれて初めての友達。彼(彼女)が抱いていたのが友愛なのか恋慕なのかは不明。白菊の隣だけが唯一の居場所だった彼(彼女)が、今後どう生きて逝くのかも不明。
テーマにしたアヤメの花言葉は「希望」「友情」「信頼」
テーマにしたショウブの花言葉は「優しい心」「あなたを信じます」
【タイトル解説】
タイトルのヘデラの花というのはアイビーのこと。
アイビーの花言葉は「友情」「永遠の愛」
どちらを当てはめるかはその人次第ということで。
ハッピーエンド→幸終→幸せの終わり。
結果的には最良の選択であったにも関わらず彼女たちにとっては、バッドエンドだった。
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Comment
2commnets
- ₦コラボ先でお借りいたしました。 零は和風ホラーっぽい世界観の中の切なさがいいですよね…イメージを膨らませながら演じられるとても素敵な台本で、楽しかったです。ありがとうございました。
- 星蘭お借りしました!✨