花の鎖
生乃麻紀
花の鎖
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1番
失くした色は 遠い日の記憶
古い絵の具の箱 そっと開ければ
幼い友が いつも居たよね
変わることない あの笑顔
ふたりで夢を描いた
心のキャンバスまだ 色褪せない
君の手と僕の手を重ねた日の温もり
人は何故 愛しさと憎しみを併せ持って
いつも 生きるのだろう
喜びと悲しみを 絡ませ
紡いだ青春の永遠の絆
花の鎖よ
2番
過ぎ去った歌は遠い日の記憶
散らばった言葉拾い集め
目もくらむような時間をすごした
そばにいつも 君がいたね
二人で音を重ねた
胸の五線譜は永久に消えない
二つの声が響き合う心のハーモ二ー
神はなぜ 巡り合い別れ行く宿命を
人に与えたのだろう
あふれ出るのこの涙 河となり
花の棺乗せ流れて行く
永久のメロディー
人は何故 愛しさと憎しみを併せ持って
いつも 生きるのだろう
喜びと悲しみを 絡ませ
紡いだ青春の永遠の絆
花の鎖よ
神さえも切れない 魂の花の鎖
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