第17話
もしもシンデレラが掃除娘だったら?!
第17話
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第17話
ペ「いらっしゃいませ!今日のケーキは桃のタルトですよー」
王「ペーシュも、この数週間ですっかり城に馴染んだな」
バ「そっすねー。あと…あーいうのも、増えてるみたいっスよー?」
レザン(以下:レ)「や、やぁ、ペーシュさん!」
ペ「あっ、レザンさん!今日も来てくださったんですね、嬉しいです」
レ「また来ちゃいました。ペーシュさんの紅茶とケーキ食べたら元気になって頑張ろうって思えるんです。なんだろ、魔法でもかかってるみたいですね。あっ、あはは、おかしいですよね」
ペ「そう言っていただけて嬉しいです!今日は桃のタルトですけど、どうします?」
レ「おいしそうだな。ぜひ、1つお願いします」
ペ「はい!それとアイスティー、シロップなしですね。ちょっと待ってて下さいねー」
バ「レザン!おい、ちょっとこっち来ねぇ?」
レ「バトリー!と…王子!お二人もここ、いらっしゃるんですね」
王「そうかたくならずとも良い。ここではペーシュのケーキとお茶を楽しむ一人の人間だ」
レ「ありがとうございます」
バ「んでさー、レザン?お前、ぶっちゃけペーシュちゃんのことどう思ってるわけ?」
レ「はっ?!バ、バトリーお前、いきなり何を言い出すんだ」
バ「隠しててもだだ漏れだよー?お前、ペーシュちゃんのこと好きだろ」
レ「な、ななな何を言ってるんだ」
バ「ペーシュちゃん目当てでここに来る奴は多いけど、お前がリピート率No.1!オープンしてから今日まで毎日来てる奴はお前くらいだよ」
レ「そっ、それは、ペーシュさんのケーキと紅茶がおいしいからで…!」
#もしシン
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