【台本】梔子の香る庭

ノア「」✕イザベル「」

それは確かに、イザベルの幸せだったのです。 星降る夜の秘密の続編にあたります。 この話はこれでおしまい。 ▼参考▼ ノアをマキ兄さんに演じていただきました…！ ありがとうございました！！ https://nana-music.com/sounds/03cb80ae/ ▼ステキなノアくんオンリーの音声▼ https://nana-music.com/sounds/03cb7100/ 沢山の可愛いイザベルをお待ちしてます！！ 台本ご使用いただくときはご一読ください https://nana-music.com/sounds/0441a628/ ◇ノア ◆イザベル ＊ノア幼少 ーーーーーーーーーーーー ◆『ねえノア、流れ星はお願いを叶えてくれるんでしょう？』 ◇あの頃の僕は、ロマンチストだった。 ◆『流れ星がお腹にある私達は、世界中で一等願い事が叶うわ』 ◇星なんか大嫌いだ。 ◆『ふふ、素敵なお願い事ね。じゃあ私は……』 ◇空も星も、月だって、全部なくなって仕舞えばいい。 ◆『決めた！ノアのお願いがきっと叶いますように！』 ◇馬鹿だなあイザベル。 ◆『これでノアのお願いは絶対叶うと思うわ！』 ◇もっと馬鹿なのは、この僕だ。 ◆『ノア、私の身体、おかしいの。花が咲くの。だんだん動かすのが辛くなってきたの』 ◇君を愛してしまったのが、間違いだったんだろうか。 ◆『もし私が木になっちゃったら、ノアが面倒をみて。そしたらずっと、貴方と素敵な星空を見ることができるわ』 ◇それとも、あの時食べた星の復讐だろうか。 ◆『それに、貴方より先に死ぬこともないわね！ノアに寂しい思いをさせることもない。なんて素敵なんでしょう！』 ◇本当に君は馬鹿だなあ、イザベル。 ＊『僕の夢は、僕の愛する人が幸せで、樹々のように悠久の時を生きることかな』 ◇今日も僕の庭は、梔子の甘い香りで満たされていた。 ーーーーーーーーーーーー ノア 18歳 星が好きだった少年。現在はむしろ憎んでいる。 庭に咲く梔子を心より大事にしている。 イザベル ??歳 星を食べた少女。現在彼女の身体は梔子となりノアの庭を芳しい匂いで満たしている。 【お借りした音源】 DOVA-SYMDOROME様より Lake in the end written by soundorbis 様 効果音ラボ様 編集 そら #昊台本 #掛けあい台本 #声劇台本 #台本 梔子の花言葉「私は幸せ者」