【二人声劇】愛を与えた時間
裕二(ゆうじ)【貴方の名前】×由美(ゆみ)【貴女の名前】
【二人声劇】愛を与えた時間
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気持ちは伝えられるべき時に伝えましょう。
”ありがとう、ごめん、好きetc..."
その時は、未来永劫ではないのだから───
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─台本─────
裕二:彼女に与えていたものは愛でした。
由美:ゆう!(目を覚まさせるように、すこし強く)
裕二:彼女に与え続けたのも愛でした。
由美:ゆう。(優しく)
裕二:彼女は愛をくれた。
由美:ふふっ、ゆう。
裕二:笑う声も、僕を呼ぶ声も、全てが愛おしい。
由美:ゆう、私は待ってるから。
裕二:彼女は今でも僕に愛をくれる。
由美:ゆう、幸せになろう。
裕二:それなのに僕は…
由美:だから、目を開けてよ…!!
裕二:死んでしまった。
由美:ゆう。
裕二:もう大丈夫だから。
由美:ゆう!!
裕二:由美は強いから。だから僕のためにもう泣かなくていいんだよ。
由美:幸せとはなんなのか。
裕二:好きだと伝えることはもうできない。
由美:失って気付くなんて、最低だよね、私。
裕二:一緒にいれた時間は紛れも無く、僕達の奇跡だった。
由美:好きだよ、裕二。
裕二:好きだ、由美。だから、幸せになってください。
─登場人物───
国貞 裕二
・23歳
・彼女にプロポーズしようと誓った日、乗っていたバスが交通事故により、多数いる死者の1人となる。
・未練を残し霊となり、由美に付き纏うが、由美の衰弱していく姿を見て、更に辛くなる。
・他の人に憑依して由美を幸せにしようと誓う。
・憑依することで、来世は辛い人生になることになる。
山下 由美
・21歳 裕二の部下
・裕二のプロポーズを心待ちにしているとき、裕二が亡くなってしまう。
・精神的に鬱になりかけるが、裕二に似た性格の人に出会うが、心のどこかで罪悪感を抱き、付き合うことはしない。(相手は裕二が憑依している男)
・結果的にその人と結婚し幸せな家庭を築いていき、徐々に克服していく
・しかし、憑依している事を知り、涙ながら除霊する。
裕二を自分から解き放ち、楽にしようと思ったため、また、来世では幸せに暮らしたいと思ったため。
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- 亮ノ助
- 行無舟人
- 亮ノ助お借りします(`・ ω・´)ゞビシッ!!