死神 二話 落語
Sken
死神 二話 落語
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途中雑音入ってしまいすみませんm(__)m
セリフ
ただ使えば無くなる それがお金で
そのうち お金も尽き
枕元に死神がいれば 男は何もできないので
悪い噂も広がり
医者として儲けがなくなって
初めより酷いことになってきた
ただ長い人生 分岐というのは突然くるもので
商家の主人を治してほしいと
依頼が舞い込んで
よし来たと行ってみたものの
死神は枕元に
あぁ ダメですねと言ったものの
待て待て、100両いや、1000両出すから治してくれ、今死なれたら困るのだと
頭は生きているうちに使うもので
では、布団をくるりと回せば
足元になるなと
回して呪文を唱えてみたら
思った通り
死神は突風へ吹かれた紙のように
どこかへ消えてしまった
いやいや、良かったとその帰り道
いつぞやの死神が来て
おいおい
ちょっと来いと
半ば強引に洞窟に連れて行かれ
その中には何千万のロウソクが並ぶ
「なんだい これは?」
これは人間の寿命だよ
あれがお前の元女房のもの
こっちの長い二本が娘のものだな
んで、その隣の消えかけているのが
お前のだ
「消えたら、これは消えたらどうなるんだい?」
死ぬよ
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