憫然たる少女の独白
私「」✕僕「そら」
憫然たる少女の独白
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夢の中だというのに一縷の望みもないのね。
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(ネジの音が4回、bgm in)
●「君は誰だい」
○「私に名前はつけられてないの」
●「どうしてここに?」
○「わからない」
●「家族は?」
○「お母さんもお父さんも、私のことは嫌いなの」
●「学校は?」
○「せんせいのことはすきだった」
●「きっと彼も君のことを好きだった」
○「ええ、私の身体はすきだったのね」
●「お友達は?」
○「言ってたわ、私と関わると死ぬって。白黒のあの子みたいに」
●「あれは仕方のないことだった」
○「私もきっとそうだったと思ってた」
●「君は可哀想だね」
○「そうね、私はかわいそう」
●「何が足りなかった?」
○「きっと全てが」
●「いつまでこうしてるの?」
○「死ぬまでかしら」
●「永遠に眠ることを人は死と呼ぶんじゃないの?」
○「面白い冗談だわ」
●「言い得て妙だろう」
○「そうね、言い得て妙だわ」
●「いつまでこうしてるの」
○「私の心がなくなるまで」
(無音)
●「僕はそれまで一緒にいよう」
○「貴方は私を裏切らない」
●「ああ、僕なら決して」
(落下音)
(同時に)「「貴方は私の作り出した虚像ですもの
(僕は君の作り出した虚像だからね)」」
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○私(1X歳)
夢の中を彷徨う少女。死んでも死にきれない生をおくってきた。感情に乏しい。10代前半。
●僕(??歳)
少女の作り出した拠り所。少女のことは全て知っている。彼女の心情整理が主な仕事。自己を持たない。彼女を否定もしないが肯定もしない。
某フリーゲームに発想を得たのでご存知の方はあれかも〜〜〜!って思ってください。ぜひ。(作品名を出すことはそちら側のご迷惑になると困るのでおやめください)(どうしても答え合わせをしたい方はそらのツイッターまで)
【お借りした音源】
DOVA-SYMDOROME様より
シロクマのワルツ
written by 中川 裕太 様
ゼンマイ仕掛け
written by 稿屋 隆 様
効果音ラボ様
編集 そら
#声劇台本 #掛け合い
Comment
7commnets
- ななつ@聴きnana区へ仮住まいコラボさせていただきました!ありがとうございます!
- そら
- ゆうんちゅコラボ失礼しました!😊
- そら
- 🦄Rua🦋お借りしました! 凄く魅力的な声ですね😆😆
- そら
- 擬人化にゃんた🍜🍠🐈基本月一投稿お借りします!