【声劇】wish blue at the end of world.
あなたのお名前
【声劇】wish blue at the end of world.
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─の下からが台本です。
地球温暖化ーとか異常気象ーとか、行き過ぎた世界はきっともう地球の「ち」の字も面影がないんだろうなぁ。
雨がめちゃくちゃ続いたり、晴れすぎて干からびたり、突然地面が割れたり、崩れたり、毒素がどこからともなく発生したり。
そんな変わり果てた地球に適応したイキモノが遺伝子が進化していく中で現れてしまった。
生物の中でも大きな脳を持つ人間は進化して環境に適応する、という選択は取らず、頭脳で知恵で生き抜くことを選択した。
異常気象に適応した未知のイキモノを人間は“バケモノ”と呼び、共生出来ないのならば侵略するのみ、とバケモノ達と対立し、戦うことを選んだ。
本日は快晴。日が照り、体温が上がる。彼らの嗅覚や聴覚、視覚が最も優れる時だ。
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ここから台本です。
(コラボ元の音量をできるだけ大きくして、ラジオ、もしくは電話のエフェクトを使うことをおすすめします。)
「メーデー、メーデー、聞こえますか。こちらは地球。──(お好きな名前を)です。
今日の日付は西暦12068年、5月9日。
前回から1ヶ月ぶりの晴天です。うっかり紫外線防護服の着用を忘れないように。
そんな防護服を支給してくれた地球上のかつての国は、残念ながらかなり前に全て滅びてしまい、もう国としての役割は全く機能していません。…ですが、家族も仲間もいない、独り身の私が、こうして好き勝手放送出来るのはありがたいことです。
(0:50より気持ち前がおすすめ)…メーデー、メーデー、聞こえますか。遠くから響くバケモノの唸り声が。
向こうも生き残る為に必死なのでしょう。急激に五感の発達と、凶暴化が進んでいます。
…恐らく私1人ではもう彼らに勝てることはありません。
…………ふぅ。
(1:12辺りで言うのがおすすめ)どこまでも青く、眩しい、この空を、もう一度…あわよくばこれを聞いているあなたと、見られますように。
それでは本日の放送はここまでです。」
#三月声劇
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