②(ちょっと怖い話)ピンク色の壁の小学校の話
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②(ちょっと怖い話)ピンク色の壁の小学校の話
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眠気で朦朧となる意識と戦いながら、作業員たちは脇目もふらず、朝までペンキを塗り続けました。
そうして、町が朝焼けで真っ赤に染まる頃、ようやくペンキが塗りあがりました。
これでもう連日の徹夜作業からやっと解放される。作業員達は心から喜び合いました。
しかし、間もなく壁のペンキが乾いてみると、驚いたことに白いペンキで塗ったはずの壁が、ピンク色に染まっていました。
そしてまた、朝の点呼で作業員を集めてみると、なぜか一人減っていました。
人一人入れそうな大型のミキサーは、夜通しフル回転で動いていました。。。。。
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