背徳の花 レンパート
ひとしずくP・やま△
背徳の花 レンパート
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#背徳の花
【レン】 滴る蜜の
【リン】 香りは甘く
【レン】 毒に侵され
【リン】 ただ堕ちていく
【レン】 戯れに
【2人】 手折る背徳の花
【リン】 色付く花の香りは甘く 朧の月は闇を照らす
舞い散るように踊る娘は 常夜を彷徨う花の精
【レン】 甘い香りの蜜に誘われ ひらりと止まる気高き羽
凛々しい瞳に熱、灯して ふわりと優雅に微笑んだ
【リン】 視線が絡む瞬間恋に落ちた
【レン】 高鳴る心臓
【リン】 ただ見つめ合い
【レン】 名前を呼んで、
【リン】 微笑み交わす
【レン】 誘われるまま
【リン】 戯れに
【2人】 其れを摘み取った
舞い散る花に酔い乱されて 狂い咲いた恋心
【レン】 滴る蜜の
【リン】 香りは甘く
【レン】 毒に侵され
【リン】 ただ堕ちていく
【レン】 背徳さえ
【2人】 熱情に変わる
花盗人は罪滅ぼしに 虚像の愛をささやいた
【リン】 「知りたいのなら、
【レン】 「知りたいのです、
【リン】 暴いてみせて」
【レン】 暴いてみせる」
【リン】 ゆっくりと
【2人】 罪の連鎖に堕ちる
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