【映画予告風声劇】六条の祈り。

オト()×衣咲(北条コン)

#声劇 #台本 #声劇台本 #掛け合い #CM風声劇 #予告風 #エマの台本 「忘れたかったんだ。」 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ オト … «彼女»のことを知るひと。 衣咲 … 記憶の欠けた青年 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ (曲入り) 衣咲「おはよう。ありがとう。ごめんなさい。またね。大好き。それと​…… 彼女の『六か条』は、俺の記憶にひとつ足りない」 オト「知りたくないですか？あなたに足りないもうひとつ。」 衣咲「彼女の事を知る女の子との出会いが、俺の記憶を辿るきっかけになる​───。」 (0:58~) オト「2人で歩いた森林公園。2人で遊んだ水族館。」 衣咲「こんな事しなくても。あんたが教えてくれたらいいんじゃねえの？」 オト「やだな。それじゃ、意味ないです」 (0:44~) オト「もうひとつはすぐそこに。見つけてください。」 衣咲「夕焼けの空と、踏切の音。あれだけは、苦手なんだ。昔から。」 (0:31~) オト「思い出して欲しいんです。記憶の私(かのじょ)が何をしたのか。」 衣咲「知りたくなかった。気付きたくなかった。終わらせたくなかった。でも、……気付いちゃったんだ」 (0:18~) オト「あなたは私の『何か』にはなってくれる。 でも、私をあなたの『何か』にはしてくれない。 だからあなたは​──忘れたんです」 衣咲「これは君を探す、最後に挟んだ栞の話」 オト「『六条の祈り』」 ＿＿あらすじ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ いつか一緒に居た«彼女»はいつも「忘れちゃいけない言葉」を6つ。まとめて『六か条』を衣咲に教えていた。 彼女と別れ、月日が流れたある日。衣咲はふと『六か条』の存在を思い出す。しかし、ひとつだけがどうしても思い出せない。 そんな時「思い出すのを手伝う」と一人の女性が現れ​る。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 彼女が衣咲に教えた『忘れちゃいけない六か条』。 挨拶、感謝、謝罪。約束、愛。 最後のひとつは、彼女«オト»の名前。