一服
朗読台本作いーた 朗読
一服
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朗読台本4本目
仲よくさせていただいてる しゅ~へいさん からお題をいただき「タバコ」についての朗読です
男性用かな?と思いますが お気軽にお使いください
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「一服」
箱から一本 口にくわえ
火を付ける
深く吸い込み
ため息を吐くように 一服目
渋い匂いが身体をめぐり 「ホッ」とした
いつからだろう 身近に染みたこの匂いが
あたりまえに思ったのは
若いとき、大きな声では言えないけれど
親に内緒で吸っていた
焦って消したときに絨毯を焦がしたりなんかして(笑)
今じゃそれも笑い話
今じゃ小さく見える親に「タバコ止めなさい」なんて小言のような心配を
実家に電話する度に言われる
「いつでも帰れる」
そんな事思ってたら 帰るタイミング見失ってさ
そんなこと思い出しながらもう一服
僕も歳をとったなぁ
と呟く夕焼け空と消えないタバコの香り
夜にでも電話してやるか(笑)
Comment
4commnets
- 九琉(あきちゃん)お借りしました(*´-`)✨
- いーた
- 七空しゅ〜へいやっぱりいいですね。 最後に 「電話してやるか」の一言 「ほっ」と出来るような ほっこり 哀愁のある台本。
- 剱崎尚兎 ᘏᘏ❤︎.° ✩.*˚小七曜✩°お借りしました!