夏を先取りして。
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けむくじゃらが風鈴の音を聞いて
気持ちよさそうに眠ってる
その横で僕もまた寝そべって
渇いた喉鳴らしてる
二人と一匹のストーリーには
岩井俊二作品ぐらいの彩りはなく
開始一年で見るも無残に
気が抜けちゃって
夏の魔法みたいに弾けて消えた
君の残骸は寝そべっている
そこのけむくじゃら
ソーダ、泣いちゃいそうだ
君を思い出せばしずくが飛び散りそうだ
ソーダ、あの日の思いが
シュワシュワ音を立て空虚な音で響いたよ
ソーダ、シュワシュワと不健康な音で
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