恋病
もりりん。
恋病
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平行線で歩いてた帰り道
夕日が背を押す勇気の灯火
片道きっぷの行方はどこへ
終わりの始まりへ向かえない僕です
徒歩十分の大通りを歩む
彼女の頰が僕で緩む
喜怒哀楽をそこで紡ぐ
妄想と衝動が響いてくる
君の横にいるのが幸せで
線引きのレールですぐ辛くなって
期待を込めてつずったラインも
既読の一つでひどく右往左往
信号機のような一瞬の出来事
高揚で赤らむ黄色い肌
青ざめそうになる気持ちをこらえて
君の元へと進んで行く
一歩進もうとするのにつまずいて
思い出によいしれてふらついて
浮ついた気持ちに蓋を閉め
狂わせたのはあなたの全てです
僕の話あなたは頷いて
君以外の景色を暗くして
君の何かに私を辛くして
どうしようもない恋病です
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