鳥
作詞: Sken
鳥
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影浮かぶ 雲海の上 描く矢印 鳥の群れ
北西へ 流麗な風を捉える羽の中
嘴から 風は岐れ 眼を抜け 胸を抜け
綾となりては 流れ行く
嗚呼 何処からか 空の詩が聴こえる
雲の切れ目 海 群青
巡る季節ですら 茶と緑
前を飛ぶ鳥 斜にに下に
濡れる間も無く 雲を抜け
色添える 梅の花で 春と知る
風を離し 降り立つ影の小ささに
ふと空が又 恋しくなる
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