声劇台本「どうぞ私と踊っていただけませんか」
作曲演奏台本:EIKA
声劇台本「どうぞ私と踊っていただけませんか」
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ストリートオルガン弾きの奏でる物語。
オルガン弾きの正体は…?
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(オルガン弾きの男)
「御集りの紳士淑女の皆様!!
さあ!これからご覧に入れますのは
この摩訶不思議な移動オルガン
さあ、中を覗いてごらんなさい?
もっと近寄って!!
そう、ではご静粛に!!(咳払い)
「踊らされるは人の常(つね)
回る 廻る 真実の愛を求め人は周る」
男と女は 箱の中で踊る
そう。そこのご婦人も すでに我々は箱の中で踊っているのです。
(↓オルガン弾きがここから演じわける)
ムッシュー「どうぞ 私と踊っていただけませんか?」
マドモワゼル「ええ、喜んで」
ムッシュー「貴方とは以前、どこかでお会いしたような。」
マドモワゼル「ええ、私も先ほどからそう思っておりますの。」
オルガン弾き 「偶然か運命か!2人は2体のマリオネットのよう
に恋に踊る!」
「さあ! 結婚の宴を覗いてごらんなさ
い!!」
永遠の誓い
誓いのキス
幸せを約束された王子と姫
【え?ありきたりとおっしゃいました!?】
ここだけの話
我らも箱の中に住まい、
糸で操られ幸せになるよう
作られたのです
オルガン弾き「さあ、マドモワゼル。いえ、姫。私と一緒に踊っていただけませんか」
(おわり)
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そう。実はオルガン弾きの男は、それに扮した王子
そして、マドモワゼルは宮廷を抜け出し貴婦人に扮した姫だった
っていう落ち。
アラジンみたい!?
まあそう言わず★
#声劇 #1人用 #台本 #台詞 #ファンタジー
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