【第1話】プロローグ
sole e luna
【第1話】プロローグ
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【第1話】
琥白「何も出来ない自分でも、なにか出来ることがあるかもしれないと」
よる「ただ、歌うことが好きなだけだったけれど、それを皆に聴いて欲しくて」
2人「眩しい光に手を伸ばした、そんな2人のお話」
琥白「いつもいつも、どんな事があっても、笑顔でいることが私の取り柄だった。自分に飛び抜けた才能なんてなくて、上っ面でもいいから笑っていよう、そうすればみんなも笑ってくれるって思っていた」
よる「何かに拘ったり、執着したりがあまりない性分のせいか、冷たい人という認識をされることが昔から多かった。唯一興味を惹かれたのが歌で、1人で一生懸命練習を重ねて来たけれど、それでも何かが足りない気がした」
琥白「ねぇ、よるちゃん」
よる「なぁに、琥白ちゃん」
琥白「……私たちきっと、『アイドル』になれるよね」
よる「うん、なれると思う……ううん、なれるよ。なってみせる、絶対に」
琥白「そうだね……絶対になろう。改めて、これから宜しくね」
よる「今更。こちらこそよろしくね、琥白ちゃん」
【CAST】
東 琥珀
よる
【脚本】
ゆと
#ソレルナ
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