【予告風台本】白雪の春。
▷【柚亞】▶【時無】<台本>【遠山 雪之丞】
【予告風台本】白雪の春。
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『ひとりで生きてくって、きっと寂しいよ。』
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【登場人物】
▶︎‥人を不幸にする子
▷‥人を幸せにする子
【台本内容】
▷「そんな所にいたら、風邪引きますよ?」
▶︎1999年12月。
酷く長かった一日。
積もる雪と笑い声。
俺には、人を不幸にする才能がある。
▷「あの〜‥」
▶︎「おせっかいは嫌いだ。」
▷初めて彼と会ったのは、大晦日の夜でした。第一印象は‥捨て猫みたい。昔拾った子に似てたんです。寂しそうな目が。なんだか放っておけなくて、気づいたら手を握っていました。凄く冷たくて、ちょっとビックリしたけど。
▶︎(彼女の台詞「彼と〜」辺りから同時に語り始める。)
苦手な奴だった。どう接したらいいか分からないタイプ。両親はいない。でも、新しい家族はみんな優しかった。その時、俺には才能があると、優しい家族が教えてくれた。人を不幸にする才能があると。
▷「逃げないで!」
▶︎「アンタに何が分かる‥!」
▷「何にも分かんないよ!でも、君を見捨てたりしない。」
▶︎「みんなそう言う。そう言って離れて行くんだ知ってんだよ‥!中途半端な善意が一番嫌いだ。‥言っただろ、俺には人を不幸にする才能が、」
▷(同じタイミングで被せる様に)「"才能がある。"‥。じゃあ、私の才能も特別に教えてあげる。それは、人を幸せにする才能。どう?これでプラマイゼロ!だからそんな寂しい事言わないでさ‥一緒に帰ろう‥?」
▶︎【白雪(しらゆき)の春。】
▷1月、放送スタートです。
#遠山台本 #声劇 #フリーコラボ #コラボ
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