【声劇台本】黒装束と銀の鎌
台本「沙一」 主人公「 カビゴン」 少年「 」
【声劇台本】黒装束と銀の鎌
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とりあえず主人公のみ上げてみます
よろしければお使い下さい
★ *→「カビゴン」 (性別不詳)
○→「少年」
*この世界には、幽霊というものが居る。
命を失ってもなお、諦めることを忘れてしまった者達だ。
★「果てた先、新たなる命は輝かしいものとなるだろう。案ずるな、痛みはない」
*使い古された常套句(ジョウトウク)だが、この言葉を聞くと、彼らは安らいだ表情で首を差し出すのだ。
人間は我々を神と崇(アガ)め、神と恐れた。
★「案ずるな、痛みはない」
*役割は一つ。幽霊の首を刈り、輪へ還(カエ)してやること。
○「いやだ!」
*時折、こういう者が居る。
★「何故だ少年。何を恐れる?」
○「消えたら消えるんだろ! 新しい命は僕じゃない! そのくらい僕にだって分かるんだ!」
★「成る程そうかもしれない。私は狭間(ハザマ)に居るものでな、先も後ろも正しくは分からない。だが少年、君の言うそれは、死すれば死すと言うことではないか」
○「ぁ……それは……けど、僕は……もっと……」
*感情は何故、彼らを振り向かせるのだろう。
#沙一書 #コラボ用 #声劇 #台本
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