☪︎ダル運命編☪︎第3話《昼下がりの書庫》
☪︎OBM☪︎ダル
☪︎ダル運命編☪︎第3話《昼下がりの書庫》
- 29
- 7
- 0
☪︎Onec in a Blue Moon☪︎
〜Dal Book of Amrita Tears〜
ダル✩パンドラを友人と呼ぶには僕は彼女ことをよく知らない。
知ろうともしなかったのは確かで…それこそ彼女の素性に興味がなかった。
ただパンドラといれば暇を持て余すことはなかったけど。
とある昼下がり本を返しに書庫へ行くと…パンドラの姿がなかった。
辺りを見渡したが姿が見えない…
書庫をくるりと一周したが彼女はいなかった…こういう日もあるのかと新しい本を借りて帰ろうとした瞬間…
パンドラ?って呼んでよー?私の名前呼んだらダルの負けだったのにぃ。とふてくされているパンドラが出てきた。
隠れてたの?と聞くと…
今日はあたしの負けだなぁといって体を翻した。
いつもの事だけどパンドラは人の話を聞かない。
Comment
No Comments Yet.