卒業式
流離いのカエル
卒業式
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何となく帰りたくなくて、結局朝までみんなと一緒に居た
カエルでした。
lyric
薄紫が街を照らす
人通りのないクリスロードの真ん中
踵を鳴らしながらゆっくりと歩いてく
吐く息はまだ白く
ポケットにしまい込んだ両手を
何気なく宙に広げては
また上の空 足が止まる
あぁもう終わりだな
三月の空に呟いてみた
またここからだなぁ
改札を過ぎればもうお別れ
笑ったり泣いたりする今日も
怒ったり拗ねたりした今日も
終わってみれば終わってみれば
暖かいだけ
悩んでもがいてた時間も
まだ見ぬ明日へと繋がっている
終わってみれば終わってみれば
また春が待ってる
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