物心ついた贖罪(しょくざい)と
当たり前で乱れた光景
平和なんてエゴでしかなくて
隠してた袖を振り下ろした
飢えた マナで 未来像 見ても
さらば 言触れの式よ
君を殺して 壊して
ぐしゃぐしゃにして
折れた針で 眼を貫いて
心閉ざして
忘れられたとしても
僕は 独りでに叫んだ
仕組まれた階段に埋もれ
穴だらけ 賽(さい)の欠片(かけら)
愛情なんて理解できなくて
焦らしてた襟を切り離した
媚(こ)びた 意図で
世迷言 見ても
さらば 虫食いの意味よ
君を犯して 喘(な)かせて
キズモノにして 化けた欲を
眼に焼き付けて
心開いて
思い出せるものなら
僕は 控えめに吼(ほ)えた
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