台本「スズランの花言葉」
台本 神夜 レナ()×リオン()
台本「スズランの花言葉」
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あらすじは下の方へ
〇レナ
◎リオン
〇いらっしゃい。今日も来てくれたのね?
◎あはは、凄いな。物音1つも立てず来たのに
〇分かるわ、アナタはいつもスズランの花を私にくれるもの。目が見えないと耳だけじゃなく、嗅覚も敏感になるのよ?
◎それじゃあ僕が香水付けたらすぐバレるね?
〇香水なんてたまったものじゃないわ!私はリオンのそのままが好きなんですから
◎そう言って貰えるなんて嬉しいな…(笑)
〇ホントにそう思っているの?
◎え?
〇アナタの声、震えてる
◎何を言って…
〇私には嘘はつけない
◎…参ったな…降参だ…
〇…リオン…もしかして…
◎今日はお別れを言いに来たんだ。もうここに来ることはない
〇待って!そんなの認めな…!
◎レナ、ごめんな
〇リオン…?
〇リオン…!?そんな…嘘よ………嘘…!!…返事をして…!!リオン!!
〇……アナタって…ホント…バカな人ね……。
レナは貴族の娘、言わばお嬢様である。だが、そんなレナは産まれた時から目が見えない
そのため、お金目当てて拐われたり、命を狙われるのは日常茶飯事だった
リオンもその1人。
殺し屋企業で生活しているリオンにレナを殺せと言う依頼が届く
目が見えないため、殺すのは容易いと屋敷に侵入したリオンは、意外にもあっさりレナに気づかれた
レナのあまりにも美しい姿と「いらっしゃい、殺し屋さん」と言う何かを悟った言葉に動揺した
最初は殺す機会を伺うために何回か訪れるように。
スズランなんかもいつしか持ち込んで、喜ぶ姿が見たい、だなんて思っていた
依頼された期限が目前に迫って彼は決断しざるおえなかった
そう、彼女の幸せのために
彼女の笑顔のために
自決するべきだと
スズランの花言葉は再び幸せが訪れるように…
哀れにも、殺し屋は1人の少女に恋をして、いつしか、レナの幸せを願っていた
#神夜 #台本
Comment
2commnets
- さやレナ嬢を演じてみました。 勝手にキャラクターの設定を増やしてます。あんまりお嬢様っぽくないかもしれない😱 アナ雪でゆうならアナみたいな?? 末筆ながら、素敵な台本に出会えてよかったです!ありがとうございました😊
- カルちぃ@お借りしました!