第10話
もしもシンデレラが掃除娘だったら?!
第10話
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第10話
タ「なんで聞かれたのがよりにもよってお前なんだよ!お前、王子の嫁になるんだってな」
シ「え?あー、何かそんなことも言われた気がしますけど」
タ「え?!何そのうすーい反応!僕とは王子をめぐって対立するライバルなんだよ?!もっとこう…張り合いちょうだいよ!」
シ「張り合いも何も…私は掃除ができたらそれで良いだけで」
タ「じゃあ王子の嫁になろうとは思ってないわけだ?」
シ「まぁ、あんまり考えてないですね」
タ「そっか…。ニンファ、ニンファ!」
ニ「どうしたんですタリア?」
タ「どうやら勝機はあるみたいだ。王子の目をシンデレラから僕に移す!」
ニ「簡単に言いますけど…計画か何かあるんですか?」
タ「それはこれから考えるのさ。ニンファ、お前の力も借りると思うからよろしく」
ニ「まぁできることとできないことがありますけどねー」
シ「あのー…それで、このお部屋、掃除し足りないところがあったんで、ささっとしちゃっても?」
タ「全っ然問題ないよ!
…あ、僕が男だってことは、絶対に内緒だからね」
シ「はい!じゃあ、お掃除しちゃいますね!」
#もしシン
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