第8話
もしもシンデレラが掃除娘だったら?!
第8話
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第8話
タ「な、な…ただの掃除婦ではないですか!」
ル「その通りでございます」
バ「ってことで、タリアちゃん、ごめんね!今日は引き取ってもらえないかな」
タ「そんな……私、遠い街から来たんです。もう馬車の時間もありませんし…今から帰れと言われても、どうしましょう」
王「そうか。それでは今晩は泊まっていくと良い。ルドナ、客室に案内してやってくれ」
ル「かしこまりました」
~少しの間~
ル「それではタリア様、こちらのお部屋でお過ごし下さい」
タ「ありがとうございます」
ル「何かあればお申し付けください。それでは」
タ「………………行った、かな?
っだーー!!!あー、もう計画丸潰れ!なんで王子はあんな掃除婦を嫁にするって言い出したわけ?!ガラスの靴まで僕は落としていったのに!」
ニンファ(以下:ニ)「まぁまぁタリア、落ち着いて。大丈夫ですよ。今はあの掃除婦に夢中かもしれませんが、そのうちタリアの方を向きますって。もともと王子はタリアを探していたんですから」
タ「はぁ。ニンファ、お前の妖精の力で、こう、なんとかならない?」
ニ「それはできません。あの夜ドレスとかに変身させただけでもすごいと思ってくださいよ?」
タ「まぁ、それはそうだけどさー」
#もしシン
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