【提出用】モモ/看板娘 二次審査
真白-ミハク-
【提出用】モモ/看板娘 二次審査
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❶台本【昔話】
私には自信なんて、これっぽっちもないのだ。
少し、昔話を聞いてほしいのです。
私にはとてもとても優秀な妹がおりました。
何をしても立派な妹を両親はとてもとても可愛がっていたかのように思います。
もちろん、私だって妹が大好きでした。
だから妹のために、いつも笑顔で明るく振舞っていました。
本当は、不安で不安でたまらなかったのに。
「いらっしゃいませ!初めまして...ですね。遠いところからありがとうございます」
私は今年で16歳になります。
しかし私の隣に、ももの姿はありません。
私のせいなのです。
残ってしまったのです、
馬鹿で不器用で、ただ愛想を振りまくしかできない私が。
お客様。どうかこの"不幸話"を、手土産として持っていってくれませんか。
(こらえきれずに笑う、エコー強)
おーいでおいで、神に愛を受けた子どもはだあれ
【設定】
看板娘のモモは双子だった。
苦手な事が多い姉のモモと、なんでもできる優秀な妹、もも。
看板娘としてモモが働いている団子屋は、父親の弟のお店。
"2人が13歳の時にどちらか相応しいとされた方が看板娘になる"と言われていたが、14歳を迎える前日、2人は神隠しにあう。
❷真白-ミハク-、https://nana-music.com/users/48574/
❸講評お願いします。
❹不思議な雰囲気を演出してみました。設定を台本中に極力少なく入れ、匂わせたところがこだわりです。
素敵なBGMお借りしました。ありがとうございました。
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