声劇「少年と死神」

台本 るん太

良い台本あったので投稿。ちょっと台詞改変してます。 ーーーーーーーーーーーーー 台詞 よう、少年。 見ての通り俺は死神だ。 もうすぐお前は死ぬ。 安心しろ、俺がお前の魂を逝くべき場所へ送ってやる。 なんだ少年、宇宙から地球を見たかったのか？ そのくらい俺にとっては容易いことだ、その水の詰まった重たい体を置いて、魂だけを宇宙に持っていけばいい。 なぁに、魂なんて軽いもんさ、折角だから連れてってやるよ。 俺からの冥土の土産だ。 どうだ、少年。 お前だけがいない地球だが、なかなか悪くないだろ。どうせなら地球だけじゃなくてもっと遠い、果ての果てまで観ることも出来るぞ。 …もう戻るのか？ 戻ったらまた死ぬまで苦しむだけだぞ。 それでもいいのか？ 少年は、奇特なやつだな。 なぁ、少年。 こっちはお礼なんて言われる筋合いはないんだ。 なんでもっと生きたいって願わないんだ。 本当に可笑しなやつだな…なぁ、少年…。 ーーーーーーーーーーーーー シナリオ るん太(Twitter @runta_7) #声劇 #一人声劇 #朗読 #台本 #るん太の台本 #死 #死神 #シリアス #死ネタ