【掛け合い声劇】とある精神病棟の最奥で
青年: 少年: 台本:十六夜 BGM:haruki
【掛け合い声劇】とある精神病棟の最奥で
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#夢 #ホラー #メンヘラ #闇 #狂気 #少年 #ショタ #十六夜台本 #とある精神病棟シリーズ #声劇台本 #掛け合い声劇 #台本 #2人声劇 #二人声劇 #コラボ待ち
「」で囲ってあるのが少年、そうじゃないのが青年です。
【台本】
「ねえ、聞いて。僕を見て。話を聞いて」
君は……?
「僕? 僕ねえ、自分のお名前忘れちゃったの。思い出せないの」
そんな、嘘だろう。
……君は今どこにいるの?
「僕ねえ、鍵のかかった灰色のお部屋にいるの。窓にも鉄の棒がはまってて、出られないの」
鍵のかかった部屋?鉄格子?
まさか……
「お兄さんにね、僕の失くしたもの、探してほしいの。それがあれば、僕お外で遊べるの」
い、いやだ! なんで俺がっ
「なんで? なんでってなんで?」
「助けて。出たい。お母さんに会いたい。ここから出して。出して出して出して出せ出せ出せ出せ出せ出せ出せ出せ出せ出せだせええええええっ!!!!!」
(最後にかぶせるように)
いやだああああああああっっっっっ!
……………………………
【登場人物】
少年
10歳ほどの少年。
幼い頃から精神病院に入院している。
青年
二十代の青年。
ごく普通の会社員。
【設定】
少年はずっと、精神病院にいる。
精神病だと思われているのは実は「悪魔憑き」で、既に魂の大半を蝕まれている。
いつしか母は面会に来なくなり、おもちゃも与えられず、孤独に耐えきれなくなった少年は「楽しい思い出」を探し始めた。
悪魔の力を使って外の人間の夢に干渉し、失くし物を探して欲しいと頼む。
断られ続けるうちに、少年はいつしか、「失くしたもの」がなんなのかも忘れてしまった。
「誰も僕を外に出してくれないなら、誰かがここにくればいい」
少年の目的は「外に出ること」(=悪魔の思惑)にすり替わり、ついには「外から人を呼び寄せること」に変わった……
………………
病んだショタが書きたくて書きました。
多分三部作くらいになります。
主人公が夢の中で少年の声に話しかけられるという設定です。
口調・一人称改変による性別改変可
4/25 追記
100再生ありがとうございます!
Comment
4commnets
- 三日@みずかい✄お知らせ更新(2024.1.13)✄お借りしました(*_ _)
- たまご
- 十六夜
- たまご僕が無くしたもの…? 話の流れが知りたいです。読解力無くて申し訳ないです…!