別れを告げるその日まで #3
華蓮: ひな: 台本:十六夜 BGM:鍋島萌子
別れを告げるその日まで #3
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#なべこぴあの #声劇台本 #台本 #台詞 #掛け合い #二人声劇 #2人声劇 #百合 #学生 #中学生 #別れシリーズ #十六夜台本
別れシリーズ三作目です。
やっと掛け合いになります。
ナレーター部分は華蓮です。
原作の小説は百合作品ですが、名前・一人称を変えてNLやBLで演じてくださってもかまいません。
シリーズ
https://nana-music.com/playlists/2050881/
【台詞】
華「失礼しまーす」
ひ「あ、その……」
華「こんにちは。美術部ってここ……ですよね?」
ひ「わかんない」
華「え?」
ひ「私も、見学に来たんだけど、誰もいなくて」
華「あれ、一年生だったんだ。ごめん」
ひ「うん、大丈夫」
(独り言っぽく)
華「普通に部活の時間なのに、誰もいなくて大丈夫なのかな〜」
ひ「この部、あんまり真面目に活動してる人がいないらしいよ……」
華「あっ、そうなの? じゃあもうみんな帰っちゃったのかな」
ひ「多分……」
華「あーでも、誰か来るかもしれないよね、顧問の先生とか」
ひ「うん……」
華「隣、座っていい? 一緒に待とうよ」
ひ「……うん」
華「あれ、そういえば名前は?」
ひ「渡辺、ひな」
華「ひなちゃんっていうんだ。名前可愛いね〜!
私は古谷華蓮。字が色々古い」
ひ「きらい」
華「へ?」
ひ「私の名前、子供っぽくてきらい……」
華「え〜そうかな? かわいーのに」
ひ「……ありがと」
【登場人物】※そのうち増えます
古谷 華蓮
(フルヤ カレン)
中学一年生の女子。
気が強く負けず嫌いな性格。名前がババくさいと気にしている様子。
学業においては飛び抜けて優秀だが、運動はからきしダメ。
小学校時代にいじめを受けていた過去があり、乗り越えてはいるもののある意味人間不信気味になっている。
世の中を斜めに見ており、人をバカにすることが趣味という悪趣味っぷり。
渡辺 ひな
(ワタナベ ヒナ)
中学一年生の女子。
落ち着きがあり大人しい性格。しっかり者。
体型が子供っぽいのを気にしている様子。
幼い頃から絵を習っており、絵が上手い。成績は中の上程度。
華蓮は気づいていないが、華蓮とは同じ小学校だった。
自分の弱さがもとで華蓮いじめに加担してしまい、引くに引けなくなってしまった過去がある。
心に深い傷を持ち、自殺未遂をしたこともある。
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セリフのバランスを調整したり説明部分を抜いたりしました。
情景描写部分は後で朗読台本として出します。
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