ともだちでいたかった
朗読者() 台本(にゃん) BGM(しゅうまっちゃ)
ともだちでいたかった
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#声劇 #声劇台本 #好き
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好き
そんな想いが、言葉になって、零れ落ちてしまった
「はは、っ、あれ?何言ってんだろ・・・、っごめん、冗談!忘れて!」
そう、慌てて取り繕ってはみたものの、言葉と共に零れ落ちた涙は、止まることを忘れたかのように次から次へと流れ出て
伝えたくなかった
伝えたら、あなたの隣にいられないから
ずっとそばに居たかったから
必死に想いを抑えて、閉じ込めて、蓋をして、見ないふりをしていた
溢れ出る好きを溜め込んで、また抑えて、閉じ込めて
そんなことを繰り返していたら、好きの気持ちをせき止めていたダムが決壊して
決壊したダムをすぐに直すことなんてできなくて
溢れて、あふれて、アフレテ
君と話す時間が増えるたびに
口癖も、朝に弱くてよく寝坊することも、好きなバンドも
好きな女の子だって、知っちゃったから!
私とかけ離れた大人しくて、可愛らしい子・・・
彼女のことを、少し照れくさそうに喋るその姿を見るのが辛くて、苦しくて
君にこんなに想われている彼女に嫉妬して
こんな想い、どこかに捨ててしまえば良かった
ずっと、君の“ともだち”でいたかった
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どうぞご自由にお使いください。
アレンジは自由です。
類似台本を見かけたら一声よろしくお願いいたします。
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