『誰かを救うということはね、
他の誰かを救わないということなんだ。』
素敵な伴奏で歌わせていただきました。
Fate/zeroを見ていて
ストーリーも含めて引き込まれた曲です。
切嗣の悲嘆や憤怒、幼い願い
何よりも深い深い絶望を抱いた時に流れる曲。
またKalafinaや梶浦さんの世界観や表現するものと重なって
とても心動かされるものがありました。
少しだけ退屈な話をすると、
自分はいつからだったか
『正義』と言う言葉がとても嫌いになりました。
それは多分『正義』というものに救われずに来てしまった人間で
結局ほとんどの人間、特に大人は
正義って言葉を盾にして
見て見ぬふりや自分が傷つくこと
『やらない言い訳』をしているから
そういう風にひねくれてしまったのかと思います。
だからこそ、たとえ人には悪に見えても
少しでも多くの人の力になろうと
そう歩んできた切嗣の生き方には
思うところがあるのかもしれません。
結局、人の身には余ることで
世界を救おうとした正義の味方は
たったひとつしか守れなかったんですけどね。
最後にはその大事な一つを抱えて満足して
死んでいけたなら本望なのかな、とも思います。
そんなことを考えながら一つ歌ってみました。
正義について、少し考えてみるのも面白いかな、と思います。
ありがとうございました。
#Kalafina
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