【二人声劇】八月の古書堂で。
【千秋】碧さん×【店主】あなた・【音楽】いさ様
【二人声劇】八月の古書堂で。
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いつも通りめゐじさんの台本は尊いです。
コラボお待ちしてます。
たぶん、店主さんの方もやります
□千秋
▲店主
ゆっくり、じっくり読んでみてください。
【↓以下よりセリフ↓】
□折鶴の暖簾(のれん)が僕を古書堂へと迎える。
▲「ここは古本屋『紙風船』
品薄(しなうす)ではありますが、ごゆっくり。」
□夏が風鈴を揺らすように、
▲猫が石垣(いしがき)で鳴くように、
□それは……当たり前の夏だった。
(01.03~)
□「あの。
『消えた八月』は此処(ここ)にありますか?」
□人とは愚かであり、亡くした記憶をまた欲しがろうとするものだ。
▲木造校舎と七不思議。
埋め立てられた私は、いつしか蝉とともに眠りについた。
永くはない命で。
(00.38)
▲「消えた八月はありませんよ。
ただ、『在るはずのない八月』はまだそこにあります。」
□青い便箋(びんせん)。
貴方に渡した記憶が、店の隅で色褪(あ)せていた。
▲もう読めないけれど、ちゃんと私に届きました。
こうして、また千秋と出会えた。
(00.12)
□繰り返そう。この時間を。
僕はいつだって(※①)
□▲夏を終わらせない。
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