【黒いナニカ】
(台本・虚実)(主人公・あなた)
【黒いナニカ】
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初めての台本投稿です。
今回は、「黒いナニカ」に取り込まれてしまう主人公の物語です。
「黒いナニカ」は、まぁ、皆さんのご想像にお任せしますが、私的には【闇】だと思ってます。
人間誰しも闇を抱えていて、どれだけ真っ白な人生を全うしていても、いつしか必ず闇は来る。そういう思いで作らせて頂きました。
なんか、病んでますよね。怖い怖い。
ただの文に過ぎないので、コラボ者様たちの素晴らしい演技で、どうかこの台本に意味を持たせてあげてください。
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見える…見えるんだ。
この真っ白い一本道の先に……
【黒いナニカが、いる。】
僕は何故だか腕一本動かない。
でも、黒いナニカはこっちに向かってくる。
「いやだ、くるな。来ないでくれ。」
黒いナニカは一歩ずつ、しっかりとこちらに向かってくる。
あいつが近づくたびに、僕の心は恐怖に支配されていく。
ーーーー見たくない。
僕は目を瞑った。
でも、目を瞑っても黒いナニカは僕には見えている。
まるで、「もう逃げられない」といいたげに。
「やめろ、やめろ、やめろ、やめろ、やめろっ!!!」
ーーーーー僕は、【黒に染まった。】
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1commnets
- 朔紅-saku-@のんびり更新お借りしました!