【一人声劇台本】 公衆電話
あなたのお名前
【一人声劇台本】 公衆電話
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夜空に満月が綺麗に浮かんだ日の夜の10時から11時
家の近くにある、もうほとんど使われていないポツンと立っている公衆電話
私は唯一そこであなたと話すことができる
最初は肝試しのつもりで電話ボックスに殴り書きで書かれていた番号にかけてみたんだ
それがあなたとの出会い
〇〇さん △△さんと呼び合う私たち
顔も本当の名前も知らない貴方
でもだからこそいろいろな悩みや相談をする事が出来た
でも、もうそれも今日で終わり
私、結婚することになっちゃったんだ
顔も名前も知らない親の決めた相手と
だからもう電話出来ないや
慰めて欲しかったのにただ貴方は、「大丈夫 大丈夫」と言うだけ
何が大丈夫なの?!って私は怒って電話を切っちゃった
冷静になって私が悪かったから、謝ろうと思ったんだ
けどまだ11時になってないのに、いくらかけても貴方は電話に出なかった
謝りたいけど謝れない
そんなモヤモヤした気持ちのまま時間はどんどんと過ぎて行って、私は初めて結婚相手に会いにいく
「はじめまして」その時聞こえた声はいつも電話から聞こえる声で‥‥
あぁやっと謝れる
「はじめまして 〇〇さん この前はごめんね」
ちょっと量が多くて早口にならないと読めないかもしれませんがぜひコラボしてくださると嬉しいです
〇〇さん△△さんのところは自由に名前を入れてください
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1commnets
- (」゚∀゚)」<Tsukiお借りします