【声劇/朗読台本】忘れられない
音楽:わか「《雪が、降った。》オリジナルBGM(即興) 87」 読み手:●●●
【声劇/朗読台本】忘れられない
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1人歩く暗い夜道
ふと頬(ほほ)に冷たい感触(かんしょく)があった
空を見上げると
ゆっくりとふわふわと
真っ白な雪が舞い踊っていた
あぁ、そうか
寒いと思ったらもうそんな時期なのか
雪の舞い落ちる季節
雪が降ると、どうしても思い出してしまう
あの日の君〔あなた/お前〕と、あの日の出来事
並んで歩く君〔あなた/お前]は
雪が降ればいいなと
笑顔で話していた
無邪気(むじゃき)な、眩(まぶ)しい笑顔
一瞬(いっしゅん)で消え去った笑顔
真っ白な雪が
僕〔私/俺〕の視界が
一瞬にして赤く染まったあの日
あれから何年たったかな
僕〔私/俺〕は今も雪が降ると思い出すよ
君〔あなた/お前〕の笑顔と、真っ赤な雪景色を、、、
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1commnets
- SORAの台本@団体一名(DID)キャプションの注意書きも読んだ上で台本をお使いください。お読み頂きありがとうございます! 淡々と過去を思い出す青年が思い浮かぶような 素敵な演技とお声でした!